今更すぎるフラテルニテ感想~ゴリゴリネタバレあり~

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日課であるFANZAのセールをチェックしていて、神ゲーと名高い作品とレビューがあり、ヒロインの円夏(画面右下ポニテ)と美桜(画面左下)かわいい~これは抜けるぞ!と思って買ってみましたらこりゃすげえ!!

 

 

 

 

 

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抜けるわけねえだろ!!

 

 

ニッチ過ぎて抜けはしなかったもののストーリーは面白いので、なんだかんだ完走できました。

あまりの不憫さとグロさで、終盤は苦虫を嚙み潰したほうがましみたいな顔になりながらプレイしてました。ピアノの美しい演奏をyoutubeで流しながらでないと、頭がおかしくなってしまうレベルだったので、多分私はこのゲームに向いていなかったのでしょう。いや面白かったんですけどね。

しかし割と考えさせられる内容だったので、キャラ毎の感想を記事にしたいと思います。

 

 

テーマは「救い」 容赦の無い表現で描かれるストーリー

今作は簡単に言うと救いというテーマを盾にヒロインがやりたい放題される(する?)話。具体的には、

集団強姦事件に巻き込まれたことで心に深い傷を負い塞ぎ込んでいた白坂美桜は、ネット上での友佳との交流をきっかけに徐々に生きる気力を取り戻し、さらなる「救い」を求めて友佳の住む街に一家で移住することを計画する。一家は長女である美桜の回復を喜んで全面的に協力し、主人公である大智、美桜、末っ子の芽生にとって新たな生活が始まった。 しかし、希望に満ちたはずの新生活は、友佳の勧誘により美桜が怪しげな学外団体である「友愛クラブ」に通い始めたことを端緒として徐々に歪んでいく。一方、大智は引っ越し初日に偶然街中で見かけたクラスメイトの愛に淡い恋の予感を抱くが、愛もまた「友愛クラブ」に通っていることを知る。 「救い」を求める傷ついた少女たちと、そんな彼女らを救いたいと願う大智らの思いは交錯し、新たな悲劇を生んでいくのだった。

 

こんな感じのストーリー。

 

ヒロインには個別に救いの形があり、ある人はSMプレイに、ある人は女装に、またある人は食糞に救いを見出します。

・・・いやもうちょっとまともな形の救いはないのか辟易しますが、本人たちが幸せそうだからそれでいいのでしょう。

 

 

 

 

 

 

序盤は大智君にイライラ

この他人から見たら異常な光景でも本人たちからしたら幸せという状況というのがキモで、プレイヤーから見ても大智から見てもお姉さんの行動はおかしいのですが、序盤は大智がお姉さんをクラブから引き離して救うために奔走するという流れになった時に、いや放っといたれや!と思ったものです。

なぜならクラブにハマっているお姉さんに対して、

大智「なんかあそこ怪しいし、SEX大好きおじさんおるから、姉さんに行ってほしくないのおヾ(;´・ω・)ノ・・・せや!引き離したろ!」

ってな理由でゲームが好きな子供からゲームを取り上げる親よろしく、浅はかな理由で直情的な行動をとるからです。

姉さんとクラブが善か悪かの議論を連日行い無駄にギスるし、姉さんをクラブから引き離した後のことも考えていないし、悩みすぎて衰弱するわでしょうもない奴だなコイツと思っていました。

確かに怪しいし異常だけど他人のことだから放っとくかと考えてしまう私からしたら苦しみました。
多分これ僕がおかしいんですけど、もうお姉さんのことは放っておいて、円夏とイチャイチャするべと考えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この時まではね。

 

 

 

 

 

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これ完全に違法のクラブでした。だって人死に出てるんだもん!

これはクラブの資金調達先がヤバい筋の人で、プレイの末にお腹を掻っ捌かれて絶命してしまいましたの図です。

ここでクラブが悪で大智君が善であるという構図が明らかになったので、何の憂いもなく大智君を応援できたんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの救いの形

彼女達の救いの形を熟語で表すとエスパーダみたいになったので、これらをもとに各ルートの感想。

 

 

 

白坂美桜・芽生「享楽」

強姦事件の被害者である美桜は性行為は怖くて気持ち悪いものであると考えていたのですが、それをクラブで矯正したらハマってしまって淫乱女になってしまいました。そこからはまさに享楽。性行為は気持ちよくて尊いものだと豪語するようになりました。芽生も同じで、劇中で強姦されましたが、なんやかんやハマって享楽という流れ。

美桜・芽生エンドでは、二人と阿呆になっちゃった大智君が性行為をして幕を閉じるので、比較的穏やかなバッドエンド。

 

 

なお芽生エンドは大智君が股間を切り取られ殺されるというエンドだったので、股間だけバンジージャンプしているような気分になっていました。

文句なしのバッドエンドですね。



 

 

 

 

 

戸田心音「昇華」

いじめられている状態から、それを受け入れて性的な刺激に昇華するという離れ業をやってのけた女。そうはならんやろ。

 

いじめられている  (かわいそう)

受け入れる  (うわぁ~ひどいな、救われてほしいな)

いじめられるのきもちいいいいいい  (!?)

 

死因は画像が無いのですが、頭を割られて脳みそくちゅくちゅバッドエンドです。

 

どうでもいいのですが、心音ちゃんをいじめていた子たちは何で脳みそ見ても喜んでたんでしょうか。前世はネフェルピトーだったんでしょうか。

 

 

 

 

 

菱木紗栄子「堕落」

退屈な日常に飽きて塾長に抱かれたり、心音ちゃんを塾に誘ったり、心音ちゃんに飽きたらホームレスに輪姦されるファンキーな女。より刺激を求めて堕ちていく彼女の二つ名は堕落。出産時に麻酔なしの帝王切開を施されてフィナーレ。

 

彼女のルートから学んだことは退屈だと思ったら新しいことに挑戦しようというポジティブな気持ちになるわけねえだろ心底胸糞悪いバッドエンドです。

 

 

 

 

 

 

 

星野円夏「被虐」

来ました!

パッケージを見てこの子を見て買うことを決意しました!私の推しの円夏ちゃんです!

天真爛漫・才色兼備・巨乳万歳のくそかわヒロインです。

明るい性格、豊かな胸、きれいなお顔。好きにならない要素が見当たりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが、こうなって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうなります!

 

 


いやおかしいだろ!!!!!

 

 

愛の親友を自称してたけど本当に心がつながっているか不安だったので、体を痛めつけてどーたらこーたらみたいな話だった気がします。

ショックで忘れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桧垣 瑛「合一」

性同一障害であった彼女。男性として優れていて男性として扱われて育ってきましたが、彼女は心が女性であったため、自己矛盾に苦しみます。そんな彼は自分の魔羅を男性の象徴として扱い、行為中もたびたび魔羅が起立するたびに自分の男性部分を煩わしく思っていたようでした。

そこに丁度魔羅を切り落とすのが好きなお客さんが現れたので、切り落としてみたら女の子になれたらしいです。

これも股間バンジージャンプ案件でした。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

神村愛「死」

結局のところ、彼女に死以外の救いはありませんでした。

幼い頃から両親に虐待を受けて、命の危機に瀕した際、友達を売ったことを機に虐待をしていた親の右腕になり、いつしか黒幕として暗躍しました。

しかし、最後には洗脳していた美桜に悪事がばれて刺殺されました。

死は救済と言いますけど、彼女にはもうその選択肢しかなかったのかもしれません。

彼女の手は汚れすぎていて、これからまともに暮らそうとしても暮らせないことが目に見えています。

死は、過去にいい思い出はなく、大量の人間を犯罪に巻き込んだ彼女に必要な罰であり、救いだったのでしょうか。

 

 

 

 

 

あ、後ついでに美桜も死にます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

まあこうしてみるとトゥルーエンド含めてまともなエンドがないですね。

こいつらに一番必要だったのは、ボボボーボ・ボーボボみたいなノリの友達だったのではないかと思います。